XcodeをGitHub連携する
最近Udemyでこちらの講座を受講し始めました。
アウトプット用に自分でも何か作らないとなぁと思い、ひとまずXcodeとGitHubの連携を行いました。
動作環境
macOS Monterey 12.4
Git 2.32.1
Xcode 13.4.1
1. ローカルリポジトリ作成
①新規プロジェクトを作成
「Create a new Xcode project」をクリック
どのようなアプリケーションを作成するのかを選びます。
今回は特に何もいじらずに「Next」
「Product Name」を入力して「Next」
今回は「GitSample」としました。
次にプロジェクトの保管場所を聞かれるので、好きな場所を指定して「Create」を選択してください。 この時「Create Git repository on my Mac」にチェックを入れるとXcodeが自動でローカルリポジトリを作成してくれます。
②XcodeにGitの設定をする
初期状態だとローカルリポジトリの作成に失敗してしまうので、「Fix...」を選んでGitの設定をしましょう。
Author NameとAuthor EmailにそれぞれGitHubのユーザー名、GitHubに登録したメールアドレスを入力します。 他はお好みで設定してください。
こちらの設定は「Xcode > Preferences > Source Control > Git」から行うこともできます。
③ローカルリポジトリ作成
ここまで行うとローカルリポジトリの作成ができるようになるので、作成していきましょう。 「Source Control」から「New Git Repositories...」を選択します。
「Create」を選択するとローカルリポジトリが作成されます。
④ローカルリポジトリが作成されているか確認
「Show the Source Control navigator」を選択して、「Repositories」のところに画像のように表示されていればローカルリポジトリが作成できています。
2. .gitignoreを追加
①.gitignoreファイルを追加
まず「Show the Project navigator」をクリックします。そして画像のようにプロジェクトネームを右クリックし、「New File...」を選択してください。
下の方からEmptyを選んで「Next」
「Save As」のところに「.gitignore」と入力して「Create」
画像のような警告が表示されると思うので、「Use "."」を選択しましょう。
これで.gitignoreファイルが作成されるので、開いて中身を編集しましょう。 私はこちらに記載されているものを使わせていただきました。
.gitignoreを編集できたら一度コミットしておきましょう。 「Source Control > Commit...」を選択してください。
下の画像のような画面が表示されるので、コミットメッセージを入力してコミットしてください。
②既にコミットされてしまっているファイルをgitignoreの対象に含める
おそらくローカルリポジトリを作成した段階でこんな感じでInitial Commitが作成されていると思います。
そのため.gitignoreに設定を追加しただけではignoreされないので、ターミナルから下記コマンドを実行しましょう。
git rm -r --cached .
で一時的に全てのファイルをgitの対象から外すことができます。
その後にgit add .
とすることで、.gitignoreで指定したファイルのみを除外することができます。
この状態で下記コマンドを実行することで、先ほど.gitignoreを追加した際のコミットに変更を追加できます。
これで.gitignoreの追加は完了です。
3. リモートリポジトリ作成
①GitHubアカウントと連携
リモートリポジトリを作成するにはGitHubのアカウントと連携する必要があります。
その際にアカウント名とトークンを要求されるので、まずはGitHubのトークンを取得しましょう。
右上から「Settings」を選択
下の方の「Developer Settings」をクリック
「Personal access tokens」から「Generate new token」をクリック
「Note」にはわかりやすい名前などを入力し、「Expiration」は「No expiration」を選択します。
「Select scopes」は「repo」にチェックを入れてください。「repo」を選択しないとリモートリポジトリへのpushなどができなくなります。
「Generate token」をクリックするとトークンが表示されるのでテキストエディターなどにコピーしておきましょう。
次にXcodeの方でアカウントを追加していきます。 「Xcode > Preferences > Accounts」からアカウントを追加しましょう。「+」をクリックしてください。
「GitHub」を選択して「Continue」をクリックします。
GitHubのアカウント名と先ほど取得したトークンを入力して「Sign in」をクリックします。
うまくサインインができればGitHubアカウントとの連携は完了です。
②リモートリポジトリを作成
まずはローカルリポジトリが作成されているか確認した時と同じように「Show the Source Control navigator」をクリックして「Repositories」を選択してください。
その中のプロジェクトネームを右クリックして、「New "[Project Name]" Remote」を選択します。
「Create」をクリックするとリモートリポジトリが作成されます。
画像のように「origin」と表示されていればリモートリポジトリ作成成功です。
うまくいけばこれでリモートリポジトリへのpushまで行われるかと思います。